私はこの人に何を望んでいるんだろう?
海が見えるカフェで夕日が沈むのを見ながら、ふと思った。
本当に考えすぎな女。考えすぎるのが女。先々のことを心配しすぎて、もはや何を考えて悩んでいるのか収集つかなくなるほどだ。
それほど私は、期待し、幸福にしてもらおうと他力本願に生きてる人間
自分で自分を幸せにしようと考える思考に反した私の頭の中の反抗期。小さな重荷とネガティブをばら撒いてどうする。後々自分が苦しむのに。
そんな時、窓の外に見える綺麗な海にはたくさんの鳥が飛んでいて、海以外の全ては小さく見えて
窓辺に座るご夫婦が、"こんなに広い海を見たら私たちの悩みなんて小さく感じるね"とコーヒーを飲みながら話していた。
確かに…なあ…
考えすぎがゆえに自分で作った大きな壁が広い海さえ綺麗な夕日さえ見えなくさせている。海からしたら、宇宙からしたらすごーく小さな小さな悩みなのに。地球からしたら私が泣いたところで怒ったところで悩んだところで、なんでもない、たった一瞬の出来事なのに
考えすぎず
まあ、大体すべてうまくいく
そんなシンプルな思考を持とうとしない。
持ってみたらすごく楽なんだよ。私。
周りの人は自分を全て幸せにしてくれるために出会ったわけではない
この世界の一瞬の出来事の中で、理解し合って相手に心の目を向けて
楽しく、そして幸せだ笑い合う日が1日でも多くあるように。
幸せを一つを分け合って二倍に増やしていくように。
相手だってきっと私と同じなんだ。同じくらいの悩みと怒りと幸福を持っている。
海は綺麗で、私は私に望んだ。
"楽に生きて"